札幌が初夏を迎える前に必ず訪れるリラ冷えが続いておりましたが、徐々に暖かくなってきました。そんな陽気の5月下旬、
少しの時間を作って、いま、拓友建設の家づくりを振り返っています。
拓友建設の家づくりをワンフレーズ風に表現すると「住宅性能×デザイン」。
家の基本はやはり断熱性能です。住宅の断熱性能は、時代とともに求められるレベルが変化します。だからこそ、拓友建設は住宅性能にこだわります。
拓友建設の断熱性能標準仕様は、札幌版次世代住宅基準のスタンダード以上。プランによってはその上のハイレベルやトップランナー基準をクリアする家もあります。
住宅・建築求められる断熱性能は10年一昔のスピードでどんどんレベルアップしています。ゲリラ豪雨など身近に迫った地球温暖化による気象変動を抑えるために、わたしたちが家づくりにおいてできることは、暖房エネルギー消費がかからない、CO2排出量の少ない家づくりです。
当社はこの点にこだわり、住宅性能は簡単にリフォームできないからこそ、最初にしっかりつくることを標準にしています。標準にする以上、価格上昇を極力抑える必要があります。この点についても努力を続けています。
もうひとつの特徴は、デザイン。お客さまのご要望やライフスタイルをしっかりヒアリングさせていただき、敷地もよく見た上で、暮らしやすさ・楽しさと美しいデザインをまとめるのは、提携する建築家の仕事です。
お客さまのご要望をまずはしっかりヒアリングさせていただきます。実現したい暮らしや空間、興味のある建築家なども教えてください。
ご相談に見えるお客さまの中には「どんな建築家を選んでいいかわからない」という方も少なくありません。確かに難しいと思います。
当社はたくさんの建築家と組んで家づくりを進めていますので、お気軽にご相談ください。ホームページだけではわからない情報もございます。
デザインを売りとするツーバイフォー住宅メーカー
拓友建設の家づくりは「住宅性能×デザイン」という特徴がわかりやすいためか、デザインを売りとするツーバイフォー(2×4)住宅メーカーさまを検討している方がご相談にみえることも少なくありません。
この会社は、ツーバイフォー住宅で堅牢さと自由設計をアピールしています。
ホームページによると、外壁にはツーバイシックスと呼ばれる13.8cmの枠材を使い、高断熱・高気密を達成している、とあります。札幌版次世代住宅基準で評価すると、窓の断熱性能によっても変わりますが、ベーシッククラスかと思います。
「外張断熱の必要がない高断熱・高気密」とも書かれていますが、「高断熱」と判断していいのか難しいところです。
1999年に制定された省エネルギー基準では、13.8cmの枠材を使った断熱工法が基準をクリアする方法として「次世代省エネ基準クリア」と評価されていました。
しかし、それからすでに21年がたちました。。。
さて、この住宅メーカーが得意とするデザイン面についてみると、設計事務所を活用したデザイン性の高い住宅例や、夢のようなモデルハウスがございます。デザイン性の高さは、良い住宅の大切な条件です。
ところで、良い住宅の条件を皆さんはご存じでしょうか。
こういう質問をすると、住宅業界の人ですら「・・・(沈黙)」となってしまいます。
当然です。日本には「良い住宅の条件」はありません。
ところが、日本以外の先進諸国にはあるのです。
どんな内容だと思いますか??
- デザイン
- 機能
- 価格
デザイン×機能×価格
これが世界標準の良い住宅の条件です。
いい住宅を探すとき、建築費という大切な条件を抜きに考えるのは難しいです。
いい住宅を探すなら、デザイン×機能×価格
この3つを物差しに、工務店や住宅メーカーを探してみてはいかがでしょうか。