札幌の新築戸建は4割が高性能住宅

札幌版次世代住宅基準のホームページ

拓友建設では、札幌版次世代住宅基準のスタンダードレベル以上の断熱・気密性能を標準仕様としています。

一方、札幌市内の新築戸建て住宅もスタンダードレベル以上の住宅がようやく増えてきました。札幌市が調査し、公表した「札幌版次世代住宅に係るアンケート調査結果」によると、2020年度に札幌市内で着工された戸建住宅の断熱性能は、スタンダードレベル相当であるUA値0.28W以下が39%と、前年度調査と比べて10%以上アップしているそうです。

それによると、2020年度に札幌市内で着工された戸建住宅の断熱性能は、札幌版次世代基準スタンダードレベル(UA値0.28W以下)が38%で前年に続き最も多く、続いて省エネ基準相当のミニマムレベル(同0.46W以下)が22%、ベーシックレベル(同0.36W以下)が21%。以下、ハイレベル(同0.22W以下)が1%、国のZEH 基準レベル(同0.40W以下)が13%など。なお、トップランナー(同0.18W以下)は建設戸数ゼロとなっています。スタンダードレベル38%とハイレベル1%を足すと39%になります。

2019年度と比べると、スタンダードレベルの10%アップが目立ち、3戸に1戸以上の割合となっています。2020年度から札幌版次世代住宅の補助金をスタンダードレベル以上のみを対象にしたことが大きく影響したかもしれません。

当社が施工する住宅は全棟スタンダードレベル以上

なお、拓友建設は2020年度にトップランナー住宅を1棟建てています。それ以外も全てスタンダードレベル以上。

このように、住宅会社が建てる家の性能には、明確な差があります。昔のように「冬はストーブのまわり以外は寒い」という家はほとんどないと思いますが、この冬は灯油代が1L100円を超えてきたという話も聞きます。断熱性・気密性の差は冬の暖房費にそのまま反映されます。気になる住宅会社があったら、「標準仕様の断熱性能はUA値でどれくらいですか?」「気密性能は測定しますか?」と聞いてみて下さい。明確な答えができない会社は、性能面のこだわりがない会社だと思いますよ。

気密測定をしていない住宅会社がある

気密測定結果については、C値0.5cm2(/m2)以下が35%で前年並み。1.0cm2以下が24%で前年比3%ダウン、「測定していない」が41%で同比4%アップとなっています。測定していないということは、断熱材が効いているかどうかは一冬過ごすまでわからないということです。この結果にはちょっとびっくりしました。

各社が標準とするUA値は、スタンダードレベルが前年比3%アップの31%で最も多く、次いでミニマムレベルが同比1%アップの29%、ベーシックレベルが同比6%アップの22%など。標準とするC値は、0.5cm2以下が前年比6%アップの48%で半数近くを占め、1.0cm2以下が同比2%ダウンの31%など。先に掲載したグラフのように、約7割の住宅会社はスタンダードレベル相当以下の性能を標準にしています。

拓友建設では、標準仕様がスタンダードレベル相当以上です。国の省エネ基準よりも数段厳しい断熱仕様ですが、寒冷地の北海道では必要な性能だと考えています。快適性もグンと向上します。

デザイン、プランは設計事務所の提案力に加え、当社がさまざまなお客さまと接してきた経験なども反映しております。性能もデザインもこだわりたいお客さまがいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。