創業30周年を機に事務所をリニューアルしました

ポカポカ陽気の日が少しずつ増え、雪どけもすすみ、いよいよ春本番。新年度が始まり、期待と不安の中、新生活を始めたという方もいらっしゃることでしょう。

当社も先日、今年で創業30周年を迎えるのを機に事務所をリノベーションしました。気持ちも新たに、新事務所での営業が始まっています。

事務所では、入ってすぐのところで観葉植物「シェフレラ」がお出迎えします。丸っこい葉っぱの付き方が手のひらを広げたようなところがチャームポイント。濃い緑が事務所に癒し効果を演出しています。

木目、緑、白をベースにした居心地の良い打ち合わせスペース

一番のこだわりは、打ち合わせスペースです。カタログやパンフレットを置いた書棚を境に、打ち合わせスペースと事務所を分けました。

ポイントは、家での生活をイメージしやすい空間づくり。ショールームの機能を兼ね備えています。

机と椅子はあたたかみのある無垢の木製を採用しました。椅子の座面は蒸れにくい素材で、夏の暑い日でも長く座っていられる優れものです。

床には、住宅での使用実績の多いナラの無垢材を使用。今後、徐々に飴色へと経年変化していく様子を見ることができます。

当社のコーポレートカラーである緑に着色した塗り壁は、同じく緑にしたロールスクリーンも相まって、優しい雰囲気。

無機質になりがちな書棚の上にも、木の温かみを感じられるように木材をのせました。この木材は、当社が植樹を行ったご縁で三笠市の林業の会社さまにリーズナブルな価格でお譲りいただいたものです。

塗り壁のカラーサンプルもご用意しました。例えば「子ども部屋にちょっと違う色を入れてみたいけど、どうだろう?」といった時にも、実際の色を見ることでイメージが膨らみやすくなります。

こちらは、当社が標準仕様としている壁の構造の模型です。

実際に断熱材の施工状態や壁の厚みなどをじっくりと見て触れていただけます。

模型の裏側は、部屋の中から見た様子です。

キャスターを取り付け、部屋のあちこちへの移動もスムーズ。来場していただいたお客様に弊社の家づくりの理解を深めていただくのに活躍中です。

こちらは事務所です。書棚には、カタログや資料類などを見やすく整理して収納しています。

コロナ対策として、オフィス内の換気はもちろん、打ち合わせ用デスクに次亜塩素酸水を噴霧する小型の加湿器を置いています。

今や手指の消毒も欠かせません。

当社で使っている消毒液は、実は社長の手作りです。原料はポーランド製のウォッカで、アルコール度数はなんと82度!これを70%の濃度に希釈してミント液で香りづけをしています。

純度70%のアルコールが原料のためか、手荒れもなく使えて、爽やかな香りが社員、お客さまともに好評です。

社長の妻沼澄夫と、当社に入社した娘の枝里です

先日、打ち合わせに来られたお客さまが、新しい事務所の床や壁を見て「やっぱり自然な素材で家を建てたいね」とおっしゃってくれました。創業時の原点回帰という意味でも、新事務所を活用することで、素材の良さや住宅性能をお客さまにしっかりとご理解いただき、高品質かつサステナブルな家づくりをしっかりとご提案していきたいと考えています。

また、今後はカラフルな段ボール製スツールなどを置いて、お子さまが遊べる空間を造り、親御さんが打ち合わせに集中できる環境を整えていく予定です。

これからもお客さまのニーズを採り入れながら、お客様のためにも事務所のバージョンアップを重ねていこうと思っています。