今回は外張り断熱・透湿防水シート・気密フィルムの施工を見ていきます。
前回は耐力面材まで貼りましたが、次はいよいよ拓友建設の特徴でもある『外張り断熱工法(SHS工法)』の作業に入っていきます。
外張り断熱工法(SHS工法)とは…?
梁、柱などの木造住宅の主要構造部を、断熱材「スタイロフォーム」を用いてスッポリ覆ってしまう断熱工法です。
スッポリ覆ってしまう事で、断熱材や気密材の継ぎ目や不連続となる部分が少なくなるので、断熱・気密性を確保しやすいというのが特徴です。
外張り断熱工法(SHS工法)について詳しくはこちらから! SHS工法とは | 外断熱住宅なら北海道SHS会 (hokkaido-shs.jp)
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◆外部施工
今回、札幌版次世代住宅補助金のプラチナ(UA値0.18W/㎡・K以下)で申請している為、
最高ランクの高性能断熱材を使用しております!
断熱材の上には透湿防水シートを貼ります。
透湿防水シートとは…
文字通り、「湿気を透過させ、水滴を防ぐ」機能を持ったシートのことで住宅外壁下地用のシートとして使用しています。
透湿防水シートも重ね幅が規定通り取れているか確認!
透湿防水シートの上には、外装材の下地となる胴縁(どうぶち)を打ち付けます。
外部はこの後、外装材(金属サイディングや板張り)を貼って仕上げとなります。
後日、外部の仕上げをまとめた記事でご紹介したいと思います。
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◆内部施工
外部に続いて内部の壁・天井にも断熱材を充填していくのですが、
その前に電気の配線をしておきます。
ここが『気密確保』のポイント!
電気コンセントの差し込み口からも冷気は入るため、コンセントボックスを丸ごと覆う気密ボックスを使用しています。
これも高気密を確保する上で重要です。
ここが『断熱確保』のポイント!
壁(木軸の間)と天井には「吹込みグラスウール」を吹込みます。
写真でわかるように細かいグラスウールなので、電気の配線の間まで隙間なく充填出来ます。
壁・天井の断熱材吹き込み工法【動画付き】 – ブログ – 拓友建設株式会社 (takuyou.jp)
※以前、撮影した施工動画。2024モデルハウスの現場ではありません。
吹込みのグラスウールを吹込み終わったら、気密フィルムを貼っていきます。
ここでも気密フィルムの継目が重ねが取れているか確認!
気密フィルムが貼り終ったら石膏ボードを貼りました。
この後は内部の仕上げ作業に入っていきますよ!
ここまでは建物ができるまでの構造・断熱・気密などの施工風景を見ていきましたが、
次回は2024モデルハウスの内部特徴を色々とご紹介したいと思います!モデルハウスの全容が少しずつ見えてきますのでお楽しみ!!
2024モデルハウスは来月(4月)公開予定!!※期間限定