OB施主様からのご紹介で陶芸工房をリフォームしました

住まい手の思い出がたくさん詰まった大切なマイホーム。快適に長く暮らしていくには、定期的なメンテナンス、そして改修、リフォームが重要です。拓友建設では、新築だけではなく、お客さまのマイホームを維持・管理するお手伝いもさせていただいています。

地域密着が当社の強み。新築した後もOB施主様とのお付き合いが続いており、OB施主様はもちろん、OBさまのご紹介でご依頼をいただくケースがたくさんあります。

こちらは、OB施主様の妹さま、札幌市南区にあるHさまのお宅。Hさまは陶芸家で、併設された工房では陶芸教室も開催しておられます。今回は陶芸工房を中心にリフォームを行いました。

こちらが工事前の工房の様子です。

まずは、奥の棚を撤去し、テーブルや椅子、道具類などを一旦搬出。中をがらんどうの状態にしました。

続いて、レーザーを使った測定器で床の傾きをチェックします。これも工事を始める前の大事な作業です。

もともとのコンクリート床の上から、1枚1枚、丁寧にタイルを重ねて張っていきます。タイルのサイズは600角の大判タイプを採用しました。

床材としてよく使われるのは、クッションフロアやフローリングですが、今回、使ったのは複層ビニル床タイル。床の凹凸を隠しやすく、美しく仕上げることができます。メンテナンス性や耐久性にも優れていています。

タイルを張っている様子  ※8倍速

1階トイレは温水洗浄便座を交換。こちらの床にも工房と同じタイルを張ります。

併せて、2階のトイレ交換と内装工事も行いました。壁には不燃化粧ボード「セーフティーカラー」を使用しています。汚れや摩耗、薬品などに強いのが特徴です。床のタイルは、お客さまにお選びいただいたものです。

工房で使っていたキッチンも心機一転!新しいものに交換しました。

工房の入口には引き違いの扉を新たに造作。手触りが滑らかなシナベニヤを使い、クリア塗装で仕上げています。手前の廊下にも工房内と同じタイルを張り、統一感を持たせました。

工房内から入口側を見返したところです。床の仕上げが変わったことで工場のような無機質感からあたたかいイメージに変わりました。

8月上旬、これらの工事がすべて終了。無事、お客さまにお引渡しさせていただきました。新しく生まれ変わった工房で、これからも生徒さん達とたくさんの作品を作っていってほしいと思います。

当社では、今回ご紹介した事例以外にも、店舗などのリフォーム、改修工事など幅広く対応しております。中央区円山に隠れ家のように建つフレンチレストランのリノベーション工事も行わせていただきました。

「こんなことができますか?」などご相談がありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。