札幌版次世代住宅補助制度が4月から新しくなります(新年度予算成立が条件)。新しい制度では、着工前にまず「補助金交付登録申請」をします。年4回、抽選があり、抽選に当たった人には、完成後に基準に適合した住宅であることが確認されれば必ず補助金がもらえるようになりました。
補助金抽選が住宅ローンで言う「仮審査」で、完成後の適合審査がローンの「本審査」のようなものと考えればいいと思います。補助金が確実にもらえることがわかってから着工できます。
これまではどうだったかというと、2020年度は札幌版次世代住宅基準をクリアする住宅を完成させてから補助金を申し込み、応募多数の場合は抽選となっていました。当社のように標準仕様でスタンダードレベルをクリア可能な場合は「補助金が当たればいいね」と言える余裕があります。一方、多くの住宅会社では標準仕様よりコストをかけて特別仕様にして応募するため、補助金がもらえなかった場合、いろいろと不都合があったようで、申込者が極端に減りました。当社ではトップランナーで建てたいというお客さまがいらっしゃり、補助金申請をしましたが、申込者が減ったおかげで無抽選で補助金を受け取ることができました。