拓友建設は屋根材に耐候性の高い「プルーフ防水システム工法」を採用しています  【動画付き】

こんにちは!札幌は秋の気配を感じる涼しさになりました。今年は立秋を迎えたあたりから、雨が降るたびに夏の暑さが和らいでいった感じがします。

さて、今日は屋根についてのお話です。

ひと昔前の北海道は屋根といったら鉄板に亜鉛をめっきしたトタンの屋根が一般的。雨降りの日は、トタンに当たる雨音がトントンと響いていたものです。

写真は石狩市花川団地。トタン屋根の住宅も残っています

現在、北海道の住宅では、ガルバリウム鋼板を採用することが多く、錆びにくくなっていますが、積雪期にはハゼ(板金の継ぎ目)が緩んでスガ漏りを起こすなどのリスクがあります。

こうしたトラブルは平らな屋根形状であるM型無落雪屋根など、勾配が緩い屋根に多く、北海道の戸建て住宅の泣き所でもあります。

こうした経緯から、拓友建設は、丈夫なラミネート鋼板(エコラミ鋼板)を使って完全防水を実現するプルーフ防水システム工法を標準採用しています。

プルーフ工法に使われるのは、対候性、耐薬品性、耐酸性に優れた熱可塑性ポリオレフィン(TPO)フィルムで、高強度、高剛性のアルミニウム合金めっき鋼板をラミネート加工した超耐久性鋼板(エコラミ鋼板)です。

専用ローラーで帯テープをエコラミ鋼板に熱溶着している様子
職人さんによる手作業で最後まで丁寧に

エコラミ鋼板と、鋼板の継ぎ目などをカバーする帯テープ(TPOシート)を、400~520度にもなる高温で熱溶着させることで、完全防水が実現します。

また、コンクリート系、木造系、金属系と、さまざまな材料に対応が可能なので、新築だけでなく、既存屋根の改修にも適しています(プルーフカバー工法)。

エコラミ鋼板は、紫外線に強く、耐候性試験では30年相当の耐候性が実証されています。通常の板金屋根が長くても15年相当と考えると、メンテナンス費用が半分になる、という計算です。

また、プルーフ防水システム工法は、職人であれば誰でも施工できるわけではありません。きちんと講習を受けた「施工認定者」が責任施工させていただいているので、防水保証がついているのも安心です。

拓友建設のYouTubeチャンネルでは、施工の詳しい様子がご覧いただけます。

「快適に暮らせて、長持ちする家づくり」を目指す拓友建設の家づくりを、今後も少しずつ、ご紹介していきます。では、また!