基礎工事が終わったら、大工さんが中心になって住宅の骨組みを造っていく「木工事」がスタートします!
◆今回は土台敷き~屋根までを一挙公開!
高断熱高気密住宅をつくる為の施工ポイントも合わせてお見せします!
まず最初に基礎の天端に墨出し土台を設置していくのですが、
その前に基礎と土台の間には「土台気密レール」を使って隙間を無くすための施工をしています。
ここが『気密確保』のポイント!
①土台気密レール(パッキン)
「土台」と「基礎天端」の間に『土台気密レール』敷き込むことで隙間を無くし気密を確保しています。
また施工の際も注意が必要!
レールとレールの継目は100mm以上重ねが取れているか、
土台を乗せてからレールがズレていないか等の確認も欠かせません!
ここが『気密確保』のポイント!
②先張り気密フィルム
胴差し廻りに「先張り気密フィルム」を施工します。
連続した気密を確保するためには垂直にぶつかる壁に先張りシートを張ると気密が取れやすくなります。
※簡単に言うと木材と木材の間に先に気密フィルムを挟めておくということ
このひと手間がとても大切!!
建方とは…建物の主要な構造材を組み立てること。土台の据付から柱、梁、棟上げまでの作業工程の事を指します
防風下げ振りという道具で、柱が垂直になっているか確認中
~2024モデルハウスの特徴~
勾配屋根に『太陽光パネル』
2024モデルハウスの特徴にもなる勾配屋根ですが、ここに『太陽光パネル』を乗せます!!
急勾配にする事で雪が落ちるように設計。
太陽光パネルについては後日、設置の様子とともに具体的にご紹介したいと思います。お楽しみに!
※2023年度より札幌版次世代住宅補助金を申請するには、サスティナブル条件が必須となり「太陽光パネル+蓄電池」を設置する必要があります。
さて工事は順調に進み、土台敷きから屋根下地工事まで約1週間ほどでした。
まだまだ木工事は序盤ですが、すでに建物の形が見えてきましたね!
次回は、耐震に関わる「構造金物・耐力壁」をメインにご紹介したいと思います!