2024モデルハウスで大きな特徴の一つが「全館空調」です。
拓友建設では今回初めて採用してみました。
近年良く耳にする全館空調ですがどのようなものなのでしょうか。
全館空調とは…?
その名の通り、家じゅうの空調を一括で管理するシステムのこと。
エアコンの冷暖房を使い家の中の空気を循環させ、家全体の温度を均一にすることができます。
家の中は常に快適な空間を保つことが出来るので、いい意味でお家の中の季節感がないと言ってもいいでしょう。
【メリット】
①家中を快適な温度に保てる
②温度だけでなく清浄な空気環境が保てる
③室内や室外に露出する冷暖房機器が少なくなる
④省エネルギー(低ランニングコスト)で電気代が安い
⑤メンテナンスの手間が少ない
⑥間取りの自由度が上がる
【デメリット】
①高断熱高気密住宅が絶対条件 ※拓友建設の住宅は問題ありません
②部屋ごとの温度調整が苦手なものが多い ※今回採用した商品は各部屋の風量は変更可能
③急に室温を変えられない ※基本的には快適な環境を保っているので、急な温度変化の設定は特別必要ない
④空気が乾燥しやすい ※加湿器を利用するなどで対策する必要はあるかもしれません。または、塗り壁などの調湿効果のある素材を採用する事も良い
⑤停電時への備えが必要 ※太陽光+蓄電池があれば安心
デメリットはもちろんありますが、各種解決できる方法等もありますので、
良し悪しを理解した上で導入を検討されるのも良いかと思います。
今回のモデルハウスは「オール電化住宅」ですので、電気を熱源とする全館空調は導入するメリットがあると考えました。
また、拓友建設当初からの強みである高気密高断熱住宅は、冷暖房効率を最大限に発揮する事ができるのでぴったりのシステム!
まだまだ全館空調の建物を見る機会は少ないと思いますので、ぜひ拓友建設2024モデルハウスに来られた際は体感しにお越しください。
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全館空調工事
①床下ダクト工事
床を張る前に、床下 (基礎) に1階の空調用のダクトを敷設
②2階床下ダクト工事
その後、1階天井下地の前 (2階床下)にダクトを敷設
③吹き出し口ユニット設置
その後は内装の仕上げと並行して、空調ユニットの設置とダクトを接続
④エアコン設置
エアコンを取り付けして試運転を行い、検査項目を確認して完了
★ちなみにエアコン本体は汎用品を使用していますので、壊れても家電量販店などで購入しすぐに交換出来ます。
※但し推奨機種はあります。
空調ユニット本体は押入れの中に設置したのでスッキリ!
全館空調のメーカーによっては、空調室専用部屋が必要な商品もありますが、
この商品は専用のユニット箱に収納されているのでそのまま押入れの中に納めています。
建具で隠れているため、お部屋の中にあっても目立ちません。
また家じゅうの空気を循環させる必要があるため、ユニット本体にきちんと空気が戻ってくるよう「ガラリ付きの建具」を使用しています。
床吹出し口グリルの設置して完了!
各部屋の床ガラリから快適な空気が循環することで、家じゅうの隅から隅まで温度を均一にしています。
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次回は住設設備や建具・照明器具など最終仕上工事~美装までを一挙公開!!!
完成も近づいて来ましたよ♪お楽しみに~!
2024モデルハウスは来月(4月)公開予定!!※期間限定