
新年度を迎え、自治体からさまざまな補助制度が発表されています。札幌市の「札幌版次世代住宅補助制度」もその一つ。2025年度は4月16日から第1回目の登録受付が始まります。(※23日まで)

【出典:札幌市ホームページより】
この制度では、住宅性能に応じて上位から「プラチナ」、「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」の4等級が設定されています。上の表のとおり、「ゴールド」が国の断熱等性能等級の最上位・等級7と同じレベル、そして「プラチナ」はさらに上の断熱レベル(UA値0.18以下)!国よりも厳しい基準となっています。

もう一つ、必須となるのが太陽光発電(1.5kW以上)と蓄電池(2kWh以上)を設置すること。この2つを互いに接続して、太陽光で作った電気を蓄電池にためたり、蓄電池の電気をコンセントで使える状態にしておくことが条件になります。

【出典:札幌市ホームページより】
ここまでは昨年度と同じですが、今年度から変更になった点があります。それは、補助の対象が「プラチナ」と「ゴールド」のみになったこと。「プラチナ」で220万円、「ゴールド」で180万円の補助が受けられますが、「シルバー」と「ブロンズ」は対象外です。

【出典:札幌市ホームページより】
補助の認定は昨年度と同じく、「プラチナ」優先で行われます。申請が多く、予定額を超えた場合は抽選を行いますが、そこで落選しても「ゴールド」で再抽選されます。つまり「プラチナ」で申請しておくことで、補助を受けられる可能性が高くなる仕組みです。

【出典:北海道ガス様ホームページより】
また、札幌市が実施する「再エネ省エネ機器導入補助金制度」との併用も可能。対象機器は、太陽光発電、蓄電池、エネファーム(家庭用燃料電池)、地中熱ヒートポンプ、ペレットストーブです。こちらは5月7日から受付が始まります。
(詳しくはこちらをご覧ください。)
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当社は、2023年に公開した「2023モデルハウス」で第1号の「プラチナ」認定を取得しました。

詳しくはこちらのブログ「冬の光熱費が月1万円台!2023モデルハウスオーナー様に聞きました」、
「年間光熱費(オール電化)13万円を切る!札幌版次世代基準「プラチナ」住宅」をご覧ください。
その翌年に公開した「2024モデルハウス」でも「プラチナ」認定をいただいています。


詳しくはこちらのブログ「2024モデルハウスで太陽光発電量と電気代を検証しました」をご覧ください。
いずれのモデルハウスも、高水準の住宅性能による省エネ効果とともに、太陽光発電+蓄電池による電気の自給自足が、オーナーさまの光熱費削減につながりました。

このように、当社ではお客さまにご協力いただき、実際に生活した上での光熱費やエネルギー使用量のデータを分析し、家づくりに活かしています。そのため、リアルな数値に基づいた具体的なご提案が可能です。
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当社は、CO2削減と災害対応、そして高騰する電気料金対策として太陽光発電と蓄電池の設置をおすすめしており、札幌版次世代住宅補助の活用をお客さまにご提案しています。
補助金制度の活用や住宅の省エネ対策、光熱費の削減方法など、お聞きになりたいことや知りたいことがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!