先日、2日間にわたりジャパン建材フェア(会場:東京ビックサイト)へ行かせていただきました。
ジャパン建材フェアとは、国内最大級の住宅建材総合展示即売会で、東京ビッグサイトにて年2回開催しています。主にビルダーを対象に建築資材や機器の新商品プレゼンテーションの場です。
出展メーカーは200社以上、毎回2万数千人の来場者を数えるそうです。
さすが東京ビックサイト。会場の広さと人の多さは舌を巻くほどですが、今年は東京オリンピックの関係で少し小さい西会場での開催でした。気になったのは例年よりも小さな会社の出店が少ないように思いました。
実は毎年楽しみにしているのは、こういう場でないと出会えないような商品達です。
たとえば昨年は、鬼瓦を小ぶりにした商品を見つけました。北海道では瓦が一般的ではなく、ましてや鬼瓦になると取り付けている家は見たことがありません。「魔除けにつけてみようか」といくつか買い求めてきました。こういう小さな会社がコツコツ作り上げているような商品と出会った時は心が躍りますね。
今年は何も買わずに終わりましたが次回開催の時は、もっとワクワクするような商品達と出会えればと願っています。
別会場でのセミナーも興味深かったです。会社の代表の方々が話す自社の経験談の数々。地域の特色もでている話に引き込まれてしまいました。
しかし最新の建材や機器はすごいです。いい商品はぞくぞくと出てきますし、少し前なら近未来のような住宅が今はもう現実になっています。デザインも高価にはなりますが素敵になっています。つい目がいってしまいますが現実では費用対効果を考えながら、上手に利用したいと思います。
私たちが大切にしているのは、断熱や気密などの目に見えないけどやり直しがきかない部分。そこがしっかりしていないと最新の設備もおしゃれな機器も台無しになってしまいます。
高性能で寿命が長い家を造るため、愉しみながら自己研鑽を重ねています。