石狩湾を望む住宅街にある2階リビングの家 札幌市Yさま

Yさま邸の特徴

閑静な住宅地に建つ堂々とした外観のYさま邸。緑の山々が見渡せ、晴れた日には遠く石狩湾を望むことができるという2階リビングのメリットを活かした使いやすい間取り。1階の一部が車庫のため、LDKと個室の床の高さが変わることで、変化に富んだ空間になりました。

設計/N建築設計室

バドミントン仲間のおうちが拓友建設で建てた家がきっかけ

Yさまは、バトミントンがご趣味。施工事例にも掲載されている2階リビングのナチュラルモダンな家 札幌市Kさま とは趣味を通じてお知り合い。Kさまの家をご覧になって気に入られたそうです。拓友建設にお声がかかったのはそんなご縁からでした。

設計はもちろん、Kさまと同じN建築設計室の野際礼子さん。

Yさま邸は、公園が近い閑静な住宅地の一角にあります。本州の大都市圏出身のYさまは、当初「間口が狭い土地でも良いから」とおっしゃっていましたが、雪処理などのことを考え、粘り強く良い条件の土地を探してほしいとアドバイス。知り合いの不動産会社を紹介し、今回の土地と出会いました。間口は十分に広く、雪処理も楽にできます。

玄関まわりは、収納を多く取りました。

1階は、洗面、トイレ、お風呂と主寝室を配置。車庫と物置もあります。ボイラーは都市ガスのエコジョーズ。パワフルで早く乾くガス乾燥機も取り付けています。

主寝室は落ち着いた色彩のクロスを選びました。

階段を上がっていくと・・・

1階車庫の天井がやや低いため、2階はスキップフロアのようになっています。

2階洋室からLDK(写真中央)と子供室(写真左)を見たところ。LDKの床は、20cmほど上がっています。

キッチンからの眺め。

この土地を最初に見たとき、「LDKを2階に持っていくと眺めが良いし、採光もとれる」と感じました。できあがってみて、まさにそのとおりでした。緑の山々が見渡せる。気持ちのいい空間です。

キッチンの入口にはこのような造作した引戸があります。Yさまには小さなお子さまと猫ちゃんがいます。間違ってキッチン内に入り込まないように、それでいて使わない時は目立たないように、ということでこのような引戸になりました。

リビングダイニングの壁には造り付けのAVボードがあります。

キッチンはコンパクトに見えますが、通常の2550mm幅のI型です。食品庫も造作しており、機能的な造りになっています。

キッチンの横からはバルコニーに出られます。洗濯物を干すことも可能。

2階洋室の造作机。タモの集成材を使用しており、木の質感、魅力が伝わってきます。

歩いて行ける距離の公園で自然とふれあったり、新しい札幌ライフを満喫しているYさま。心にゆとりが生まれることで、コロナ渦の中で暮らすストレスもずいぶん軽減されることと思います。