片流れ屋根の空間を利用した平屋住宅 札幌市Kさま

設計/西川幸宏建築都市設計事務所

Kさま邸の特徴

Kさま邸は、片流れ屋根の形状を利用した吹き上げと高窓(ハイサイドライト)からの採光で実際の面積以上に広さを感じられる平屋の住まい。リビングダイニングを中心に個室がつながる間取りになっており、家族との距離を近くに感じられるのも魅力です。

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「長く安心して落ち着いていられる場所にしたい」。新居への想いをこう話されていたKさま。弊社を選んでいただいた理由としては、住宅性能の高さです。この家も、住宅断熱性能はUA値が0.20で、BELS(ベルス・建築物省エネルギー性能表示制度)において最高ランクの★5つを獲得。この性能は、国土交通省が定めた断熱等性能等級において最上位の「等級7」に相当します。

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また、「真四角な家の造りが好きではない」とのお話を伺い、片流れ屋根を採り入れ、モダンな外観になりました。

玄関には、土間収納、大容量のシューズクローゼット、コート掛け、可動棚を設け、たっぷりの収納スペースを確保しました。

ロボット掃除機がスムーズに行き来できるよう、室内全体がフラット仕様。引き戸を開ければ、各個室につながります。

キッチンには、奥さまのご希望でミーレ製食洗機を採用。パントリーは壁の奥、ゴミ箱は収納棚の下に隠れるので、見た目もスッキリしています。

キッチンはファミリークローゼットにつながっており、その先は主寝室です。

「掃除しやすい造りに」とのKさまのご要望で、浴室の壁には鏡やカウンター、棚をあえて設けずシンプル仕様に。

書斎には、壁一面の本棚と窓際にはカウンターを造作。大きな窓からは外の景色が見えてくつろげる部屋になりました。