Works施工事例

ヒートポンプ機器改修で電気代を大幅ダウン

Sさま邸のリフォームポイント

暖房・給湯機器を更新するタイミングに合わせて、効率のよい最新タイプへの交換を実施。我慢することなく普段どおりの生活で、電気使用量・電気代ともに大幅削減を実現しました。補助制度を活用し、工事費用も抑えています。


札幌市内にあるSさま邸は、●年に当社が建て替えたお宅。さらに2023年6月に電化改修工事を承りました。

まずは、交換時期になっていた「暖房給湯一体型電気ボイラー」を撤去。

新たに、ヒートポンプ式給湯器「エコキュート」(写真左)とヒートポンプ式温水暖房システム「エネフロー」を設置しました。

改修工事の後、Sさまに電気の使用量などをお聞きしたところ、電気の使用量、電気代、冬の暖房費すべてにおいて大きな削減効果になったとのこと。工事からちょうど丸1年が過ぎたタイミングで、Sさまに数値をお聞きして工事前後の数値を比べてみました。

まずは、給湯と一般電灯から。工事する前の1年間(2022年7月~2023年6月)と、工事後の1年(2023年7月~2024年6月)を比較すると、年間電気使用量は、工事前の4,758kWhから、工事後は2,859kWと約40%も減っていました。

一方、電気代は工事前の13万9,279円から、工事後は9万3,368円に。こちらも33%の削減を達成です。中でも、寒さの厳しい12月、1月は電気代の節約効果は、45%前後になっていました。

続いて、暖房については工事前の半年間(2022年11月~2023年4月)と、工事後の半年間(2023年11月~2024年4月)を比べてみました。
電気使用量は、工事前の4,277kWhから、工事後は3,505kWhと18%削減。電気代は、工事前の12万7,032円から、工事後には8万2,203円と35%減っていました。実は、工事前の年に、実際に暖房を使用した期間は12月から3月まで。工事後の年は11月から4月と、前年より2ヵ月長く使用しながらも、省エネすることができました。

給湯・一般電灯・暖房を合わせた1年間の電気代は、工事前の26万6,761円から工事後は17万5,571円になり、差額は9万円以上、約34%の削減になりました。

もともとエコライフを実践されているSさまですが、我慢せず普段どおりに生活されているとのこと。そうした中で、年間9万円もの節約ができるのは、最新機器の中でも、暮らしに合ったものを選ぶことがいかに大切かを示しています。

最新の省エネ設備を入れるとなると、「コストが高いのでは」と不安に思われる方がいらっしゃるかもしれません。
Sさま邸では、旧機器の更新時期に合わせた改修工事で、補助制度も活用しました。省エネ改修には国や自治体、民間企業によるさまざまな補助制度があり、当社でも積極的に活用しています。


また、今回は電化改修でしたが、家の設備、仕様によっては、電気からガス・灯油への熱源改修を行うケースもあります。当社ではさまざまな工事への対応実績があり、各ご家庭に最適なプランをご提案しております。

関連事例
電話メール